【知立まちづくり会社の未来を考える🤔】
今日は、「知立まちづくり会社」へ
知立まちづくり株式会社とは、リリオ・コンサートホールや駐車場などを管理運営する知立市出資の第三セクター会社である。
まちづくり会社のような「第三セクター」は、行政と民間の中間に立つ存在ですが、その立ち位置のあいまいさが、市民のニーズ変化や予算制約といった外部環境の変化に対して脆弱という構造だといわ、れています。
さらに、まちづくり会社は、知立駅周辺で進めている大規模な都市プロジェクトを考えると、行政・住民・まちづくり会社・地元事業者など多くのステークホルダーが関わるため、意見の調整や責任分担の明確化が求められるが、決して容易ではない。
今日も様々な話をさせて頂きましたが、今後、知立まちづくり会社が取組むべきポイントとしては…
①長期ビジョンの明示と共有
まちづくり会社として「知立の10年後、20年後のまちの姿」「駅周辺の役割」「施設と公共空間の使い方」「住民参加・交流の仕組み」を社内外で明確に描き、住民や行政、地元事業者と共有する。
②多様な収益モデルの模索
ホールや駐車場、指定管理だけでなく、新たな価値提供と収益源を検討する。
③行政との役割分担とガバナンスの整備
「公共がやるべきこと」「民間がやるべきこと」「共同でやるべきこと」を明確にして、責任と成果を共有する。
④時代の変化への柔軟な適応力
価値観の多様化など、社会が変わる中で、「公共空間」「まちづくり」のあり方をアップデートする。
などではないかと…勝手ながら思う。
知立まちづくり会社の設立から今までだけを見て、過去から今までだけに固執する方も少なからずいるのも確かではありますが、未来の知立のまちやまちづくり会社の在り方を見据えながら、今からを考えることが大切なのではないかと…改めて認識した時間になりました。
愛知県知立市 市議会議員 中島清志 公式サイト