【刈谷知立環境組合監査】
今期、知立市の議会選出監査委員を拝命しておりますが、同時に刈谷知立環境組合の監査委員も務めています。昨日は、令和6年度の決算審査が行われました。
刈谷知立環境組合とは刈谷市と知立市の廃棄物処理を目的とする一部事務組合で1966年10月に設立。現在、家庭から出る可燃ゴミ・粗大ゴミおよび事業系一般廃棄物を焼却・破砕処理するクリーンセンターと、日用品のリサイクル販売を行うリサイクルプラザ、ゴミ焼却の余熱を利用した温水プールなどを運営しています。
昨日の監査では、刈谷市と知立市の分担金についてから、クリーンセンターやプールなどの施設の状況、運営委託の現状、利用者の声と令和4年11月に設立された刈谷知立みらい電力についてまで…幅広い事項について確認ができました。
刈谷知立みらい電力は、「刈谷知立環境組合クリーンセンター」でつくられた再生可能エネルギー由来の電力などを両市の公共施設に供給することで、地域経済の活性化に寄与するとともに、エネルギーの地産地消および両市の脱炭素化の推進しており、令和5年7月より、両市の市役所など125箇所の公共施設へ電力供給を開始し、将来的には、事業利益の一部を両市への寄附もしくは環境や防災といった地域課題解決への活用を検討するとともに、再生可能エネルギーの調達拡大や供給先の拡大も検討されています。
刈谷知立環境組合については、お互いの市の連携と市民ニーズや地域課題を的確に捉えながら、両市にとって市民生活の重要なインフラとして、これからも十分な安全確保された上で、安定した運営が継続される事を願っています。
愛知県知立市 市議会議員 中島清志 公式サイト