【街に誇りを持つという意義とは?】
今日は、縁あって、栃木県矢板市に伺いました。
栃木県矢板市は、1968年にシャープの栃木工場が開設され、およそ半世紀もの間「シャープの企業城下町」と言われ続けてきたが、2018年に工場が閉鎖されてから、街は静まり返っているという。この工場用地はとにかく巨大で、敷地内には液晶テレビを開発・生産する工場や関連施設が何棟も立ち並び、さらに何棟もの社員寮や研修所、広々とした体育館に運動場まである。
「シャープがいなくなり、矢板は、ゴーストタウンだと」言われる方も多く、今日乗ったタクシーの運転手さんも話される。しかし、製材業のトーセンがシャープ跡地を一部買い取り、製材工場として稼働。とある大手食品製造業が進出予定など、企業誘致が進められている。
駅前のふるさと支援センターやりんごを生産している農園にも出向き、矢板に対する思いを聞く。
矢板市のような企業城下町に残る人、去る人…
残る人の想いに、シビックプライド(街への愛着)を伺う事ができような気がする。
愛知県知立市 市議会議員 中島清志 公式サイト