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【「知立市図書館事業の充実」をテーマに提言】

知立市議会企画文教委員会では、1年間に渡り「知立市図書館事業の充実」をテーマとして調査研究をし、昨日提言書を石川智子市長に提出しました。

政策提言の内容は、
①交流スペース・多様な学びに対応する空間づくり、カフェコーナーを設置し、滞在型サービスの向上を図ること
②予約・返却・貸出について自動化を拡充し、市民向けサービスの充実を図ること
③公民館図書室を知立市図書館の分館として位置づけ、連携強化を図ること
④ビジネスサポートセンターの設置や高齢者・障がい者・子育て支援部署との連携強化し、潜在的な利用者へのアプローチを図ること
⑤現施設にとらわれず、知立駅周辺整備に合わせ、複合化・新築を含めて将来的な整備方針を市民とともに検討すること

知立市図書館は、開館から35 年以上が経過。老朽化も著しく、図書館としての機能を十分に果たせていない側面がある。また、従来の図書館は、資料を中⼼に据えて場を構成し、「資料の収集・保存・貸出」といった図書館の基礎的な機能を維持したサービスの提供を行ってきた。しかし、近年の図書館には、「単に本を借りる・読むだけの場でなく、集い・滞在できる施設」「地域コミュニティとしての人が集まるにぎわい感のある施設」が求められている。

公共図書館は、子どもからお年寄りまで幅広い世代が長年にわたって最も利用する公共施設の一つであり、近年ではまちづくりや地域活性化を支える役割と期待が高まっている。そのため、図書館機能の強化を図るとともに、知立市の「魅力発信拠点」・「学びの拠点」としての機能向上が不可欠と考え「図書館事業の充実」に向け政策提言を行いました。

「知立市図書館事業の充実」をテーマに提

「知立市図書館事業の充実」をテーマに提

愛知県知立市 市議会議員 中島清志 公式サイト