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【一隅を照らす】

昨日は、いつも大変お世話になっている弘法山遍照院さんの弘栄会の研修旅行で比叡山延暦寺へ🚌

比叡山延暦寺は、世界の平和や平安を祈る寺院として、さらには国宝的人材育成の学問と修行の道場として、日本仏教各宗各派の祖師高僧を輩出し、日本仏教の母山と仰がれています。

今回、訪れた延暦寺の根本中堂は2016年から10年間の大改修中なので周りを覆われ外観は見ることはできませんが、本堂内で説法を聞き「一隅を照らす」、「油断」の由来である、比叡山延暦寺根本中堂に灯される法灯について開祖最澄の頃から消さないよう油を足し続けており、この油が断たれること無いよう戒めたこと。などを伺うこともできました。

「一隅を照らす」とは、一人ひとりが自身の置かれている場所、立場において、他の人や社会を大切にしながら自分らしく輝くこと。自分のことだけではなく、周りの人や社会の幸せを願って生きること。

一隅を照らす

一人ひとりが自分の置かれた場所で「一隅を照らしていく」ことこそ,私たちの本来の役目であり,それが積み重なっていくことで世の中が出来上がっていくのだということ。

私たちはすぐ,派手なこと,目立つことに目を奪われがちですが,どこかの片隅で,誰の目にも止まらないようなものに目を向けて活動することも,同じように尊いことだということを忘れてはいけないと…あらためて思いました。

令和の時代こそ活きる『1,200年前の教え』を大切にしたい…ぜひ、2026年の改修後にまた訪れたいと思います。

一隅を照らす

一隅を照らす

愛知県知立市 市議会議員 中島清志 公式サイト