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【知立高校・知立東高校🤝知立市議会】

2024年12月24日知立市議会主催の高校生議会が行われ、知立市内の知立高校と知立東高校から総勢38人の高校生が参加して頂き、開催されました。

高校生議会は、知立市50周年事業で知立市議会が企画したもので、コロナ禍があり、開催できない時期もありましたが今年で3回目となります。

昨日は、第一部の高校生が6グループに分かれての提案。第二部では、議員と高校生が小グループに分かれてのグループディスカッションが行われました。

高校生からの協議テーマは、幅広くあり、自転車盗難被害の撲滅・防災への取り組み・知立市の情報発信・知立市のまちづくり・知立駅前の活性化・知立市のあんまきフェスといったもの
どこから財源は持ってくるの?誰がやるの?と言ったものは抜きにして、高校生が自ら「知立市への現状分析」「課題」「他の事例研究」から「提案」をしていただいたことに、まずは拍手を👏

高校生議会の意義は?と良く問われる。昨日のコメンテーターとして招いた法政大学の土山教授の言葉を借りると「高校生議会は、主権者教育ではない」と。

議員が高校生に教育だなんて大それた事ではなく、大人ではない市民と語り合う事で、議員と議会が本来持っている力を引き出し、取り戻していくための、「人と人との関わり(関係性)」を持つことが出来る。「子ども・若者・教育機関」にとって、学びという機会になれたならと思う。

「政策に正解なんてないのだから」物事を多面的に考え、グループでのコミュニケーションを図り、高校生が自らプレゼンテーションを行うのであり、意味のあることと考える。

もし、昨日の高校生議会が意味のないものだと思う議員がいるのならば、高校生に正解をはめ込みに行っていると思っているのか?それとも議会という形式ばかりに拘りが強いか?ではないか?その事に、高校生や教育機関は、意味を感じるのか?

何れにしても、まだまだ、改善の余地があり、そして課題も多い高校生議会でした。

知立高校・知立東高校🤝知立市議会

愛知県知立市 市議会議員 中島清志 公式サイト